MSCタイヤ・HOTSEATの特徴
選び方のご参考までに以下HOT SEATの特徴です
トレイル~エンデューロ~ダウンヒル
サイズ:29・27.5
幅:2.4
ケーシング:エクストリームシールド
コンパウンド:3C(62a/48a/45a) 2C(56a 52a)
推奨リム内幅:25~35mm
断面形状:SQUARE SHAPE
ダウンヒルレベルのライディングに対応するエクストリームシールド仕様のみでサイズも2.4のみとなるのがHOT SEATです。トレイルライダーでも信頼感や路面対応力で選ばれる方もいて角張ったスクエア形状とハードなコーナリングを受け止めるハイグリップなサイドノブを備えコースの形状やコンディションでどのタイヤに乗るかを考える必要なくシーズン全体を走るのに最大限のグリップと走りたいラインを高いレベルで維持するのを目的に設計されています
フロートレイルではラウンド形状のGRIPPERのほうが相性が良いようですがドライからマッドまで混在する場合やトレイル的な自然な路面、レース時の特設ラインでコースが柔らかい場所、ゴール前ゲレンデ区間の芝生など、厳しい場面になるほど性能を発揮しやすいタイヤです
センターノブの間隔と高さはブレーキングでは制動距離を大幅に短縮するように設計されており、ウエットでコースコンディションがより複雑になった場合でも泥を排出しやすいパターンでドライから軽いマッドコンディションまで幅広い対応力を持っています。
「湿ったコンディションでのテストでもこのタイヤは今まで乗ったダウンヒルやエンデューロ用タイヤの中で高バランスのオールラウンドタイヤのひとつ。コーナーでのグリップや転がりもいい」(3Cモデル使用ライダー感想より)
トレッドブロックはかなり広がっているためトレッドの外側まで約 2.6 ~ 2.7 インチになる可能性があります。
スクエアタイプのホットシートではリム内幅広めでは寝かせた時に硬い路面でエッジが目立ってしまいコーナー立ち上がりに不安定に感じられる場合もあるようで推奨範囲の中では狭めがバランスが良いという感想もあり内幅25~30mmを選ばれる方が多いようです。
どこにでも突っ込んでいける信頼感のフロントにブレーキングで難しいリヤ側でも威力を発揮しやすい前後使用も基本ですが、フロントHOTSEAT(スクエアタイプ)リヤGRIPPER(ラウンドタイプ)の組み合わせ等もコーナーでのコントロールしやすさも加わりバランスが良いのでスタイルに応じてチョイスして頂ければと思います