現在ラインナップリニューアル中のMSCタイヤより
クロスカントリーモデルでのサイズ追加や新コンパウンド採用・切り裂き耐久性アップなど従来モデルでも基本性能アップが進められておりMSCでは次の世代にリニューアルしているとのアナウンスが届いています。
MSCタイヤの特徴について
例えば薄くて軽いだけのタイヤでは岩場では簡単にサイドを擦ってパンクしてしまったり変形しやすく低圧にはしにくい、下りのグリップや安定感、推進力もしっかりと伝えられにくいこともあり登りでのトラクションなど満足できない場面がありました。
MSCのタイヤはケーシング部分が特徴で耐パンク性能としてだけでなく低圧にセッティングされることの多いMTBタイヤのヨレを抑えることを目指しており、登りでは優れた推進力を発揮し転がりの軽いフィーリングで安定したグリップ感のタイヤにデザインされています。
プロシールド→スーパーシールド→エクストリームシールドの順に丈夫になっていきます。
おおまかにはプロシールドならトレイル的ライドでも登りの軽さがありバランスの良いオールラウンドな使い方が出来ます
プロテクション層とビート部分にもガードを増やしたスーパーシールドは登りもこなしつつ下りをもっとアクションしたい人向けです。丈夫になる分、乗り心地やグリップ感を求めての低圧寄りセッティングもやり易くなります
ダウンヒルレベルのライディングにはエクストリームシールドがお薦めといった感じです。常設コースでのライディングや安心感あるタイヤで普段も走りたい方は登り下りのある場面でもこれを選択されている方もいます
エピックシールドは基本のプロシールドのサイドのシールドをサイド面だけではなく全面に回すことで耐パンク性能と推進力を高めたよりクロスカントリー向けのケーシングです。120TPIのしなやかさと軽さを組み合わせて高いバランスを実現しています
クロスカントリー・マラソン向けのタイヤ(DRAG STER, ROLLER、ROCK&ROLLER、TRACTOR)に採用されています。重量は最軽量を目指しているものではなく乗車時の進み具合、乗った軽さを重視しておりサイド面など含め耐パンク性能も含めたバランスの良さでゴールを目指せるタイヤです。
ケーシングの性能の高さはE-BIKEにも対応を可能にしています。E25のマークがEMTBにもおすすめできるモデルを表しています。
あらためてTPIの簡単な説明です。これだけでタイヤの性能を決定できるものではありませんがタイヤの性能を判断するうえで大事な基本項目になります。
クロウカントリー~ダウンヒルまできちんと推奨のリム内幅範囲がありタイヤのデザインもラウンド形状・スクエア形状と種類が設定されています。